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May 06 2012
April 29 2012
April 22 2012
私達にとっての「最も輝かしい一時」
ポール・ギルディン「地球はもう限界です」
http://www.ted.com/talks/lang/ja/paul_gilding_the_earth_is_full.html
このキーワードから始めましょう。
今週のTED の方向性を示し 今世紀の方向性を定めることになるはずのキーワードです。
こうです。
地球はもう「限界」です。
ヒトが モノが ゴミが 欲望が 「限界」までいっぱいになっているのです。
もちろん人類は明晰で創造力のある種ですが、あまりに多くのものを作り、経済がとても巨大になったのです。
とても巨大になったので、われらの主人の地球より経済の方が大きくなったのです。
哲学的な命題なんかではなく、これは科学なのです。
物理、化学、生物学に 基づいているのです。
科学に基づいた「限界」の分析が多数行われ、全てが同じ結論を導いています。
人類は分不相応に暮しています。
1例では GFN(グローバル・フットプリント・ネットワーク)の 著名な科学者が、現在の経済規模を支えるには 1.5個の地球が必要と計算しました。
つまり、現在の経済活動水準を保つには、今の地球に加えて、さらにあと半個分の地球が必要ということです。
会計的な表現をすれば、常に収入よりも 50パーセント多く支出しているようなものです。
毎年借金が増えていきます。もちろん天然資源を借りることはできませんので、我々は資本を食いつぶしている、もしくは未来から盗んでいるということです。
つまりもう「限界」です。
というのは本当に「限界」なんです。
多少の計算違いをはるかに超えて、方法論についての意見の相違もはるかに越えるほど 「限界」なのです。
これは経済活動が持続可能なものでないことを意味します 。
感心しない好ましくないとか、白クマや森林に良くないと言っているのではありません。
もちろんそうでもありますが、私が言っているのは経済の方向性は、単純に持続可能でないのです。
つまり、常に支配している物理法則のおかげで持続可能でなければ停止してしまうということです。
「ありえない」と思うかもしれません。
そうです、経済成長は停止できません。
ただそれは経済成長自身が止まってしまうからなのです。
経済成長は取引できる資源が無くなって終末を迎えるのです。
地球の全ての資源、全ての生産力、全てのシステムへの人類の需要が増え続けていることによって終わるのです。
今も経済によって傷ついています。
経済成長が止まることについては多くの人が「ありえない」と言います。
経済成長は社会に欠かせないと考えられていて、経済成長の可否が問われることはないのです。
もちろん成長は多くの利点をもたらしましたが、成長は不可欠と考えられており、成長なしでなんとかなる可能性さえ考えようともしないほどです。
成長が多くの利点をもたらしたとはいえ狂った考えに基づいています。
有限な地球に居ながら無限に成長できるというのは、まともな考えではありません。
「王様は裸だ」というように大胆に真実を申し上げましょう。
狂った考えはどう見ても狂っています 。
地球の「限界」に来たら終わりです。
「おいおい それはあり得ないよ」と思われているでしょう。
「技術は素晴らしくて人が新しい方法を思いつく。やり方はいくらでも変えられます。解決できます。」 全て正しいです。いえ ほぼ正しいです。
確かに人類は素晴らしくて、いつもは創造的に工夫して複雑な問題も解決できます。
経済活動を今の150パーセントから、地球に見合った100パーセントまで抑えることを我々の課題と定めさえすれば それも実現できるでしょう。
困ったことにこの成長のエンジンはまさに準備中なのです。
すでに50パーセントも大幅に歪んでいる経済を、さらに2倍の規模にして、それから4倍の規模にする計画です。
それも遠い将来のことではなく、40年以内のことですから、我々が生きている間に起こります。
中国はたった20年で4倍の規模にしようとしています。
この計画の唯一の問題は 不可能だということです。
そう話すとこう主張する人もいます。
いや成長は必要だ。貧困根絶に必要だ。 技術革新に、 社会の安定維持に必要だという主張をするのです。
この主張によれば、我々の必要に応じて物理のルールさえ曲げられるかのようであり、なんて夢のようで魅力的なんでしょう。
地球にとっては人類の必要性なんて関係ありません。
母なる自然は願いを聞いてくれず、自然は、法則とそれが導く結果を決めているのみです。
導かれる限界は難解なものではありません。
食糧や水資源、土壌や天候など生活に関わる基本的で実用的な—「経済的な基盤」の話です。
だから科学と技術によって効率が高く、太陽エネルギーを活用し、知的生産に基づく経済へとスムーズに移行できて、2050年には90億人が豊かに暮らし、デジタル生活を送れるという考えは妄想です。
必須の衣食住を皆が持つのが不可能というわけでなく、皆がそれなりの生活をすることは可能です 。
しかし、少しぐらいの問題はあっても大きな騒ぎがなく経済成長して行けるという考えは、単純に間違っています。
それは危険な間違いです。
実際に起きるであろう事態に対して備えようとしないことを意味するからです。
システムの限界を超えて動作させ、その上さらに加速的に進み続けるとどうなるか—
システムが動作しなくなって、壊れてしまうのを考えてください。
それが人類に降りかかろうとしています。
今 多くの皆さんが「これはまだ— 止められる」と考えていますよね。
「事態が悪化したら 対処しますから」
その考え方を検証しましょう。
警告はすでに50年前から 出されています。
変革の緊急性は科学的に証明され続けています。
経済分析によっても、早期に行動すれば賄えるだけでなく、安くつくと指摘されてきました。
でもそう言われてきても、実態は経済の在り方を変えることはほとんど何もしてきませんでした。
成長の速度を落とすことさえしていません。
例えば 気候変動に関しては去年は世界のCO2排出量が最多でした。
食糧や水資源、土壌や気候変動のどれも大同小異の状況です。
実はあきらめて言ったのではありません。
機会を失ったことを嘆いているのです。
人類の現実は受け止めます。
悲しいことですが、現実は現実なのです。
しかし今こそ現実から目をそらすのをやめて、きちんと認識すべき時なのです。
行動していないこと、行動からほど遠いこと、経済が危機に遭うまでは行動する— つもりも無いことの認識です。
そして成長の終わりが課題の核心であり、その出来事に対して備えておく必要があるのです。
変化の兆候はいつ表れ始まるのか?
いつから経済崩壊が始まるのか?
私の見解ではすでに始まっています。
多くの人が違う見解だと知っています。
世界の問題どうしの関連を見過ごし、個別の問題が多く発生していると考えてしまいがちです。
さまざまな占拠による抗議運動や、悪化していく政府累積債務危機や、経済不平等の拡大や、政治寄付金の影響力や、資源の限界や食糧原油価格問題が起きています。
しかし、間違ったことにこれらの問題を個別に解決すべき問題と考えています。
実際はシステムが苦痛をともないながら崩壊していくプロセスの只中なのです。
借金頼みの経済成長によるシステムや非効率的な民主主義で、地球へ過大な負荷を与えるシステムが自らを蝕みながら動いています。
これを証明する無数の研究や証拠がありますが、今は紹介しません。
なんといっても証拠は身の回りのあちこちにあるのです。
私は恐怖についてお話ししたいと思います。
恐怖について話す理由は、この問題にどのように立ち向かうのかが、人類が直面する最も重要な課題と考えるからです。
この危機は避けられません。
問題はどう人類が立ち向かうかです。
もちろん我々には何が起こるか分かりません。
未来は不確実なものなのです。
しかし、科学が教えてくれていることが起こることとして熟慮してみましょう。
排出権取引バブルがはじけたときの経済を想像してください。
気候変動が手に負えなくなるのを防ぐわずかな望みを持っていたのに、石油石炭産業はもう使えないと金融市場が認識したときの経済を想像してください。
気候変動が食糧や水資源確保の対立を生みだして、中国やインドやパキスタンが戦争を始めることを想像してください。
原油収入がなくなった中東諸国の政府が崩壊していくことを想像してください。
高度に作りだされて適時調達ができる食品産業と高負担の農業システムが崩壊して、スーパーの棚から食糧が消えることを想像してください。
グローバル経済が恐怖と不確実性に囚われて、アメリカの失業が3割にものぼることを想像してください。
さぁこんなことが起こった時、あなたやあなたの家族、友達、経済的安定に、どんな影響があるのか想像してください。
なぜこんなことを見過したのかと武器を手にした市民の怒りが収まらないときに、自分の身に何が起こるか想像してください。
あなたの子供が 「とうさん かあさん 2012年頃ってどんな感じだった」 とあなたに聞くことを想像してください。「30年間連続で温暖化が進んでたのに最も温暖化が進んだ10年間って」
「世界中の科学団体が一貫して致命的な問題を抱えていると訴えていた時って」
「世界中の海が酸性化し、食糧価格、原油価格が高騰し、ロンドンのあちこちで暴動が起こり、ウォール街が占拠された時って」
「システムが明らかに崩壊してた時って、とうさんとかあさんは何をしてたの?どう考えてたの?」
と聞かれるのです。
あなたの思うグローバル経済から、希望の光が消える時に何を感じるでしょうか?
将来が思いこんでいたようにならず、消えていって全く異なる状況になったらどう感じますか?
ちょっと立ち止まって、ちょっと落ち着いて。
どうでしょう 今どんな風に 感じていますか?
おそらく、否定、おそらく、怒り、そして恐怖を感じているでしょう。
もちろん どうなるかを知ることはできません。
不確実な中で生きていかなければなりません。
しかし、私が今描いたように起こり得るシナリオを考えると、我々は恐怖を覚えるべきです。
我々人類は全員が危機に直面しています。
我々は危険と立ち向かえるように進化してきました。
恐怖心から力強く立ち向かう気力と、脅威に立ち向かう勇気が生ずるのです。
でも今の脅威は洞窟入口に迫った目の前のトラではないので、危険が目前に迫っても見えません。
しかし よくよく注意すれば、人類文明の鼻先まで迫った脅威に気づくでしょう。
だから見通しの効く間に我々の対応を探る必要があります。
もし危機に陥った後では、パニックを起こして隠れるしか手がありません。
今すぐ脅威に気づいて熟慮すれば、恐れそのもの以外には恐れるべきものは何もないと気づきます。
そうです、ひどい事態になるでしょう。
それもまもなく。
我々の生涯の内に起こるでしょう。
でも襲ってくる全てのことを乗り越えてありあまる力が人類にはあります。
そうです。
人類がどんな問題でも解決し、技術には無限の力があり。市場が善へ導く力があるということを信じている。
人たちは実のところ正しいのです・
しかし、ひとつ見落としているのは 我々がかなりの危機でないと行動を起こさないことです。
恐怖を感じ、失うことの恐怖を感じた時、実に驚くべき能力を発揮できるのです。
戦争を考えてみてください。
真珠湾爆撃の後には、米国政府はたった4日で一般車の製造を中止し、自動車産業を戦争の為に使い、食糧と燃料を配給制にしました。
企業を考えてみてください。
企業は倒産の危機に対応し、不可能に思えた変革を成し遂げています。
各個人の行動を考えてみてください。
人は自分の命がかかった病気になったら、これまでは ただただ難しすぎると思えた生活習慣の改善も突如として、比較的に簡単になって成し遂げられます。
人類は賢く、実際人類は本当に素晴らしいのです。
でも危機がないと駄目なのです。
いいお知らせです。
今回はモンスター級の危機ですよ!(笑)
いいお知らせです。
今回はモンスター級の危機ですよ!(笑)
もちろん失敗すれば、人類文明は終末を迎えます。
しかしうまくやれば、代わりに新たな文明が始まります。
自分の孫に、その一翼を担ったと言えたらどれほど恰好よいでしょうか?
技術的にも経済的にも妨害するものがないのは明らかです。
ジェームス・ハンセンなどの科学者も、数十年以内にCO2ネット排出量をなくす必要があるだろうと言っています。どれほどかかることかを知るためにノルウェーのヨーゲン・ランダース教授と共同研究をしました。
我々は「One Degree War Plan(1度のための戦争計画)」を立案しました。
我々は「One Degree War Plan(1度のための戦争計画)」を立案しました。
戦時のような体制と集中を要求するのでこう名付けました。
驚いたのは わずか20年以内にCO2ネット排出量を無くすのは、実はとても簡単に、とても安くできます。
極めて安いとは言いませんが、人類文明が無くなることに比べれば確かに安くできます。
厳密な計算を行ってはいませんが、人類文明が無くなるのはかなり高くつきます。
詳細は読むと分かるのですが、要するに経済を新しく作り変えられます。
すでに確立された技術で可能です。
支払い可能な費用で可能です。
現存の政治構造のままで可能です。
私達の考え方と感じ方を変えるだけで可能になるのです。
ここで皆さんが登場します。
私が描いた未来を考えると、もちろん少しばかり恐くなることでしょう。
しかし恐怖で動けなくもなり、またそれを契機にもできます。
まず恐怖を受け入れて、それから行動する必要があります。
その行動に未来がかかっているときの— ように行動する必要があります。
地球がたった1つしか無いかのように行動する必要があります。
私達にはそれができます。
市場原理主義者は、成長し生産し— 90億人が消費するのが最良の行動だと述べることでしょう。
間違っています。そんなもんじゃありません。
もっとうまくできます。これまでにも、1万年前頃に農耕の仕方を見出してからずっと多くのことを成し遂げてきました。
強力な科学や知識、技術の基礎を積み重ねてきました。
90億人が生きがいを持ち、人並みに満足できる人生を送れる社会を作るには十分なものです。
もしこのような正しい方向に進むのであれば地球も持ちこたえられます。
危機に瀕している今こそ、社会の進化という重大な問いを投げかけ答える時です。
大人になったらどんな風になりたいでしょう? とか、限界など知らず不死すら妄想した失敗ばかりの青春時代が終わった後、どんな大人を目指すかという問いに似ています。
そろそろ大人になっていいころです。
賢明になり、落ち着きを見せ、思慮深くなるのです。
先祖たちのように、私達も戦いを経て大人へと成長していくのです。
文明同士の戦いではなく、文明のための戦いです。
非常に稀な機会です。
新しい社会を作るのです。
より強くより幸せで存在し続けることができるよう、計画された社会へと変わるのです。
恐怖ではなく生存を選べます。
やるべきことを実行することができます。
実行するには企業家が皆 芸術家が皆、科学者が皆、伝達者が皆、母も父も子も皆、私達のすべてが行動しなければなりません。
私達にとっての「最も輝かしい一時」なのかもしれません。
ありがとうございました
(拍手)
April 15 2012
April 08 2012
April 01 2012
March 31 2012
March 25 2012
March 20 2012
DEFINITELYDOPE on We Heart It. http://weheartit.com/entry/22847266
March 18 2012
March 11 2012
March 06 2012
“ もう一度みんなでひとつの場所に集まる。それを「復興」っていうんだ。 ”
March 04 2012
February 26 2012
February 21 2012
“ この判決に勝者なんていない。犯罪が起こった時点で、みんな敗者だと思う。社会から人が減るし、多くの人が悩むし、血税を使って裁判が行われる。結局得られるものはマイナスのものが多い。そういった中から、マイナスのものを社会から排除することが大事で、結果として、妻と娘の命が今後の役に立てればと思う。そのためにできることをやってきたということを(亡くなった2人に)伝えたい ”— 【光市母子殺害 本村さん会見詳報(下)】この判決に勝者はいない。犯罪が起きた時点でみんな敗者だ+(3/3ページ) - MSN産経ニュース
February 20 2012
Untitled on We Heart It. http://weheartit.com/entry/23436325
February 19 2012
How To Lead A Creative Life
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